もしも、過去に２回以上の住所変更歴がある場合、その取扱いについてご説明いたします。
１度だけ住所変更した場合、それは住民票で対応可能ですが、2回以上住所を変えた場合には住民票だけでは対処できません。
というのも、住民票に記載されるのは現在の住所であり、直前の住所が記載されるだけなのです。
ですから、２回以上住所変更がある場合には、住民票ではなく「戸籍の附票」を用意する必要があります。
この戸籍の附票には、過去の住所変更の履歴が記載されており、前の住所を証明することができます。
結婚などにより名字が変わっている場合も、同様の手続きが必要です。
例えば、結婚や離婚によって名字が変わる場合、住民票や戸籍の附票ではなく、戸籍謄本が必要となります。
戸籍謄本は、本籍地の自治体の窓口で発行できる公的な書類です。